- がんごうじ
- がんごうじ【元興寺】(1)奈良県明日香村飛鳥にある真言宗の寺。 596年, 蘇我馬子が建立。 初め法興寺と称し, 飛鳥寺ともいう。 現在, 飛鳥大仏を蔵す安居院(アンゴイン)のみを残す。 本元興寺。 がんごじ。 がごじ。(2)奈良市にある寺。 718年に飛鳥より{(1)}を移し745年完成。 南都七大寺の一。 法相学の中心として栄えた。 現在, 観音堂の系譜を引く芝新屋町の寺(華厳宗)と極楽坊の系譜を引く中院町の寺(真言律宗)とがある。 新元興寺。 がごじ。→ 極楽院
Japanese explanatory dictionaries. 2013.